まこたの　のらりくらり　

ＮＨＫで見た野村忠弘と寺島しのぶの対談がすごくよかったのね。


二人とも有名だから紹介は省く。


お互いがお互いのことを質問、聞き合う番組なんだけど

まず野村忠弘こと。
・試合前は戦う顔してるか鏡で自分の顔を見る
・祖父は町道場の師範、父は強豪高校の柔道部監督
・野村は体が小柄だから父も祖父も
　選手になることをあまり強く言わなかった
　兄のほうに家族は期待してた
・中学校入った時に女の子に負けてた
・祖父は柔道の楽しさを教えてくれた。その思いがずっと残ってる。
・オリンピック２連覇した後にもう選手は引退するつもりで外国へ。
　語学学校へ行く。かっこよく終わりたい、逃げの考え。
・８か月ぐらいすると虚しさを感じてくる。また柔道に取り組む。
・オリンピック３連覇
・金メダル取れたしまた「もう選手はいいんじゃないか？」
　と思ったけど４０歳で引退するまで現役を続ける。
・最後の試合は自分より１７歳下の選手に３回戦で負け。
　それが引退試合。
・今は次どういう方向で人生歩もうか模索中
・柔道は「相手が何で負けたのか分からない」ってのが理想。

寺島しのぶ
・舞台の前はすごく緊張する。年々緊張の度合いが大きくなってる
・昔はすごく生意気だった。舞台の監督に歯向かってた。
・蜷川幸雄とか死ね！とか灰皿ソニックとか若いころはひどかったから
　稽古を何回かサボったことがあるｗ
・小さい頃は自分が女性ってだけで歌舞伎役者になれないのが嫌だった。
　自分が立てなくて弟が立てるのが何でだかわからなかった、
　許せなかった。自分も立てるもんだとおもってた。
・負けず嫌い。カンヌとか行くと自分が主役の映画でも
　脇役のほうが有名だったりすると「私が主演なのに！」って
　メラメラしてくる。


二人とも自分の子供に柔道と歌舞伎とそれぞれやらせてるけど
どういう考えでやらせてるか？
今後楽しいだけじゃないってなった時、どう向き合えばいいのか？

寺島しのぶは自分が歌舞伎役者になれなかったのを
息子に託した部分があるから
今はやってくれてるしいいけど、
この先何か悩んだり苦しくなったりしたときに
どうしよう、、、とは思ってる。

それに対して野村忠弘は自分が祖父に教えてもらったこと
まず楽しくやらせたい。

あと才能があったとしても、いつ開花するかは誰にも分からない
それなら本人が続けたいって言うならサポートするし
辛くて違うことしたいって言うのなら本人の意見尊重したい
無理に続けろとは言わない


寺島しのぶもそれ聞いて
そうだねーって。


寺島しのぶは女性としてかっこいいと思った。
ネットの中の男性が女性の嫌だと思う部分を堂々と話してた


私の事もっと見てよー！ほめてよー＞＜！！！系なやつ

あれ堂々と言えるのすごい。

まぁ本人の実績があるから
この人にこんな一面あるんだなーと思えたけど。


とてもいい番組だった。